■釣り人憧れのフィールド五島列島
僕が初めて五島列島を訪ねたのは2016年でした。
インターネットで見つけたとある遊漁船を頼りにヒラマサ狙いの遠征釣行が目的で訪島したのがきっかけです。
それ以降すっかり五島の魅力にハマり毎年五島通いを続けて今年で6年目になります。
五島列島は長崎県の西部に位置し大小あわせて150もの島々で構成され、大きめの島は五つあります。
僕が毎年足を運んでいるのは一番西側に位置する福江島です。
理由は単純で、たまたまインターネットで見つけた遊漁船の所在地が福江島だったからです。
■2泊3日の遠征釣行
この6年間、ほぼ毎回行動パターンは同じ。
2泊3日の旅程で釣りはまるまる2日間。
まず初日。夕方の便で五島つばき空港に到着する。
ビジネスホテルにチェックインしたあと、いつも同じ店で食事をとる。
2日目はまるまるチャーター船でオフショアフィッシング。
3日目も時間が許す限りオフショアフィッシング。夕方時間ギリギリで空港に駆け込んで帰路に着く。
というわけで滞在時間の多くをできるだけ釣行に割けるように努めています。
そのため、せっかく五島列島まで何度も足を運んでいながら一度も観光したことがないのですが、これは釣り人の遠征釣行あるあるというものでしょう。
ただ、この6年の間にいつのまにか五島を含む地域が世界遺産に登録され、
毎年食事しているお店はミシュランガイドで紹介されたらしい。
自分の手柄でもなんでもないのですがなんだか少しうれしい。
■初めての釣行
最初の釣行は2016年3月。
「春マサ」というキーワードを頼りに、10キロオーバーの大マサ狙いで釣友の寺さんとともに未踏の福江島に訪島。
当時、釣法は多少心得のあるジギングをメインに考えていたが、遊漁船の船長にダイビングペンシルキャスティングによるトップウォーターゲームを指南してもらい、回を重ねるごとにキャスティングの時間が長くなっていった。
キャスティングに関しては、大きなヒラマサが海面を割って姿を現わしルアーにバイトする圧倒的な現実を目撃してしまったときから、もう虜です。
ルアーをフルキャストしてリールを巻いているあいだは終始次の瞬間このバイトシーンが出現することを期待し胸が高鳴ります。
■圧倒的な魚影の濃さ
五島の海域は圧倒的に魚影が濃く、初回釣行でもジギングでは早々にヒラマサキャッチ。サイズは5キロアタマ。5キロ以外にも数本キャッチ。根魚狙いのタイラバもトライし、マダイ、アカハタ、アオハタなどもキャッチしました。
筆者は恒例の船酔いのため実釣時間は短かくなってしまったが、満足できる釣果だった。
マダイは好ポイントでは良型が入れ掛かりで、まるで海の中でマダイが行列を作って順番待ちをしているかのようでした。
■キャスティングではノーヒット
不慣れなキャスティングでは残念ながら本命のヒラマサ もゲストもともにノーヒット。
しかしながら、五島海域の底知れないポテンシャルを実感。
それ以来、キャスティングで10キロオーバーの大マサキャッチを目標に五島通いが始まったのです。
なかには初心者のかたが初回釣行でいきなり10キロオーバーのヒラマサを釣り上げることもあるようですが、筆者は結局、キャスティングで青物をキャッチするのでさえ足かけ4年、10キロオーバーのヒラマサをキャッチするまでには足かけ5年を要しました。
五島釣行は毎回ステップアップが実感できるし、それなりの釣果も得られて充実感があるため、今でも毎年訪島せずにはいられないのです。
当ブログでも五島釣行に関する情報を少しずつアップしていきたいと思います。