2021年1月9日
寒ブリジギングメインで能生漁港金栄丸さんに乗船しました。
朝方は前日までの荒天の影響で2mの波が残り30分遅れでの出船になりました。
能生漁港を朝7時前に出港。東側に約1時間移動しポイントに到着し、ジギングを開始しましたが、まだかなり波があり船の揺れも大きく、少し身の危険も感じるほどでした。万が一の事態を想像し、思わずライフジャケットの引き紐の位置を確かめました。
すぐに若船長が「これじゃ釣りになんないね」と帰港を決断。「戻って払い戻します」
港に着くまではキャビンに入って休憩。帰りも1時間の道程を西に引き返す。
ところが徐々に凪いできたのか、帰るべき能生漁港を通過しさらに西へ1時間ほど大移動し、まさかまさかの釣り再開となった。出港後即帰港は「冬の日本海あるある」これまでも何度か経験ありますが、そこからの釣り再開は今回が人生初でした(笑)
到着したポイントは凪いではいるもののエソしか棲んでいない海域でした(涙)
エソ爆爆爆釣釣釣
釣れども釣れどもエソエソエソ、ウソー!
新年ファーストフィッシュは当然エソ
もしかしたらエソ以外に何も釣れないかもしれないので、キープも視野に釣り座の循環ホース生簀に良型エソを4尾放流。最終的には2尾だけキープしてあとはリリース。
『寒ブリジギング』のつもりがチョー残念な『寒エソジギング』で身も心も寒さ増し増し。
ジグをチェンジしてもアクションを変えてもポイントを移動してもエソのバイトはとどまるところを知らず。
エソは喰いつきが良くヒットの瞬間だけテンション上がるが、その後は走らず暴れずただ雑巾でも引っ掛けたような引き味ですぐにエソと分かるパターン。顔を見る前からテンションダダ落ち。リーダーもささくれるのでこまめにチェック。
エソ6連チャンのあと、明らかにエソとは異なる魚がヒット。中層から落としなおしたグリーンイエローのセミロングジグに何かが着ノリ。けっこう重量感あり。ゴリ巻きできない重さでポンピングしながら巻き上げる。水深90m。だいぶ時間がかかったが大型の真鯛が浮上しタモに納まった。73cm4.6kg。
その後はまたエソの無限地獄。
終盤他の釣り客が餌釣りでなんと甘鯛をキャッチ。
え?甘鯛釣れるの?海底は砂地なの?
同じ釣り客が2匹目の甘鯛も釣り上げた。
私もタイラバで甘鯛狙いのにわかアマラバに変更。タイラバヘッドを重めの200gにして底チョンチョン作戦。巻き上げても5m位まで。アタリがあっても合わせない真鯛狙いとは正反対にアタリがあれば即鬼アワセ。なんかヒット。上がってきたのは32cm甘鯛。狙って獲った会心の1尾。
ん?何釣りに来たんだっけ?
出世を極めた寒ブリはおろか、中間管理職のワラサやイナダも含めて青物ゼ~ロ~
【最終釣果】
真鯛1
甘鯛1
エソ だいたい20キャッチ18リリース2キープ(最大1.3kg笑)
リーダー切られてジグロスト1
苦しい言い訳ですが、青物船中ゼロでした
釣りは思い通りにならないのと嬉しい誤算があるのも醍醐味のひとつ
【釣果料理】
真鯛、甘鯛の刺身・炙り・漬け三種の握りずし
真鯛のセビーチェ
真鯛のなめろう
エソのネギトロ風軍艦巻
真鯛のなめろうの軍艦巻き
エソのすり身揚げ
真鯛のカブト煮
真鯛西京漬け